素麺屋の旦那が仕事着のまま和尚さんを訪問したのは、 作りたてのぼた餅を温かいうちに食べてもらいたい一心からであり、 着替える時間を惜しんだからに違いない。 他意はないと思う。 まして、自分の仕事に誇りを持っているという理由で 意識的に仕事着で出かけたものでもないだろう。 であれば、和尚さんはわざわざ正装(法衣)に着替えるのではなく、 何をおいても、まずぼた餅を食べるべきだろう。 それが素麺屋の旦那の誠意にこたえる態度である。 そう思うわけです。 正装(仕事着)に対して、正装(法衣)で応じるのも一理あるけれど、 装いを整えることより優先すべき大切なことが他にあるだろう、と。 そうでなければ寓話として成り立たない。 仕事は尊いかもしれないが、仕事着が尊いわけでもないしね。 まだ言葉が足りないけれど、以上が私の考え方。 それが正しいとは限らないが、排除されるほどヒドイ考え方でもないと思う。 見解の相違ですね。 ******* スティング(Sting) / Englishman in New York
by hikihitomai
| 2008-10-27 22:48
| 生き物
|
ファン申請 |
||