カメラをさげて 寺田寅彦 [ 昭和6年11月 大阪朝日新聞 ] 写真をとろうという気で町を歩いていると、 今までは少しも気のつかずにいたいろいろの現象や事実が 急に目に立って見えてくる。 つまり写真機を持って歩くのは、 生来持ち合わせている二つの目のほかに、 もう一つ別な新しい目を持って歩くということになるのである。 (パブリックドメインになっているので、冒頭部分をそっくり引用) 腕前はともかく、姿勢は上記の一文に表現されているとおり。 それが私のお散歩カメラ。
by hikihitomai
| 2009-03-01 23:01
| 物見遊山
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