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ナイフとフォーク
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数学者ガウスの有名な逸話。
1から100まで足す課題を出された小学生のガウスは、
あっという間に計算を終え、教師を驚かせた。
天才少年は巧妙な計算をしたのである。

1 +100=101
2 + 99=101
3 + 98=101
   ・・・・
48+ 53=101
49+ 52=101
50+ 51=101

それらは50組あるから101×50=5050 となる。

見事である。
逸話を知ったのは中学生か高校生の頃だったと思う。
ガウスの才能に感嘆したものだ。

社会人になったある日、
私は横浜の洒落たレストランで食事をした。
そのような場所へ男同士で行くことはないから、
たぶん、女性を誘ったのだろう。

そのとき、テーブルに並べられたナイフとフォークを
「外側から順に」使うことを初めて知り、
ガウスの計算方法といっしょだと思った。

考え始めると止まらなくなる性分だから、
ガウスの計算方法に想いをはせるあまり、
食事も会話も上の空になっていたことだろう。
妙齢の美女?を前に、
算数を考えるのだから不埒な男である。
by hikihitomai | 2009-09-17 23:58 | 生き物
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