当blogは「お散歩カメラ」を標榜している。 その看板を降ろす潮時かもしれない。 去年、一昨年と、ミゲル号(ママチャリ)で 柏市内を狂ったように走り回り、写真を撮った。 今年はもう半分が終わったけれど、ミゲル号の出番はない。 今年は生活が大きく変化した。 要因は1月にうちのおくさんが腫瘍の摘出手術を受けたこと。 手術は成功したが完治はしていない。 いわゆる「健常者」には戻れないことは術前から知らされていた。 手術のため入院した際、うちのおくさんは同室の人たちと仲良くなった。 同じ難病を患った者に連帯感が生まれるのは自然なことだろう。 退院後も互いに励まし合おうと約束したらしい。 携帯メールをやりとりするなど交流が続いたようだが、 メル友のうち、すでに2人が故人となった。 そんなわけで、多くの事情を書き過ぎたとの反省から 手術後の状況はblogに一切投稿しないことに決めた。 それは2月中旬のこと。 自分のことながら、やることが極端から極端に変わる。 以来、投稿する写真は猫と酒瓶が中心となり、 ときどき変な数字をスラズラ並べている。 生活の変化という点では、猫家族が増えたことも大きな変化。 昨年末に雌雄2匹の猫をもらい、4月に仔猫が4匹生まれた。 猫をもらったのは、もともと猫が好きだったこともあるが、 もしうちのおくさんの手術が成功せず亡くなったとしても、 猫がいれば多少なりとも家族の慰めになるだろうし、 猫の世話を焼けば生活の張りになるだろうとの思惑が働いたからだ。 思惑に関係なく、猫たちは走り回り、ミャーミャー鳴く。 何にでも興味を示し、猫パンチを繰り出す。 ときどき障子を破るなど悪戯もする。 そんな猫たちをうちの家族は溺愛している。 猫たちはそれぞれが個性的で、性格が「濃い」。 家族の接し方が濃厚だから、猫の性格もそうなったのかもしれない。 ******* カンサス(Kansas)/ Dust in the wind
by hikihitomai
| 2010-07-08 05:20
| ねこ
|
ファン申請 |
||