NHKテレビ、夜9時のニュース番組でスポーツを担当している廣瀬智美アナウンサー。 若い頃のうちの奥さんと雰囲気が似ている。 しかし、高二の末娘に言わせると「お母さんはこんなに美人じゃなかった」 手厳しいのである。 しかも、「廣瀬さんは平成の人で、お母さんは昭和って感じ」。 妙に説得力がある。 まあ、それでも廣瀬アナウンサーを見ていると、年甲斐もなくときめく。 うちの奥さんが生きていたら、何と言うだろうか。 若い頃といえば、娘がまだ幼稚園児だった頃、ささやかな事件があった。 花束を持って帰宅したところ、娘は自分へのプレゼントだと早合点して大喜び。 しかし、うちの奥さんへの誕生日祝いと知るや、わっと泣き出した。 布団に突っ伏してしばらく泣いたあと、泣き疲れて眠ってしまったのである。 うちの奥さんの解説によれば、 娘の涙は悲しみの涙ではなく、悔し涙だという。 自分のことだけを思っているはずの「男」が、 「他の女」に花束をプレゼントしたのが許せなかったのだろう、と。 たとえ幼稚園児であっても娘は「女」なのだとか。 そう解説したあとも、うちの奥さんは嬉しそうにしているから、 プレゼントを気に入ってくれたのだろうと思ったのだが、そうではなかった。 「娘を悔しがらせたということは、今日はアタシの勝ちだ」 そして、両腕をバタバタさせて「ひょっひょっひょ」と笑った。 ******* ビージーズ(Bee Gees) / Melody fair
by hikihitomai
| 2012-09-01 23:59
| 物見遊山
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