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撮影雑記



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SONY α55, TAMRON SP AF 90mm F2.8 MACRO



SONY DT 50mm F1.8 SAM は楽しい。
いわゆる「撒き餌レンズ」と呼ばれる安価な商品である。
もう、見るからに安っぽいレンズで、
フードも付属しないからサードパーティの金属製フードをつけたのだが、
安っぽさに変わりはない。

カメラ本体(α55)も高級感などないから、
その組合せはとても安っぽく見えるし、実際、安かった。

安っぽさはさておき、
50mm(75mm相当)は画角が好きなことに加え、
単焦点ゆえの不自由さが面白い。

事前に50mm一本で撮ると決め、
16-50mmや70-300mmを携行せずに街を徘徊することがある。
本来は被写体に応じてレンズ(焦点距離)を選ぶのだが、
遊び方に本来も未来もないから、先にレンズを決めて撮影する。

単焦点レンズは当然のことながら、ズームが効かない。
被写体に近づくか遠ざかるかして構図を考える。
想定した構図を実現できなければ、撮影を諦めるしかない。
広角レンズを持ってくればよかったとか、
もっと望遠が効けば、などとは考えない。
それが、50mm一本撮りの遊び方である。

つらつら考えるに、まあ、私が考えてもロクなコトがないのはさておき、
この「諦める」ことによって、カメラ遊びに妙味が増すように思う。

同様に、シグマの8-16mm(12-24mm相当)も楽しい。
ズームレンズだけれど、常に8mm(12mm相当)で撮る。
広角レンズ特有の歪曲収差や遠近感の誇張が最大限発揮されるからだ。
構図がうまく決まらなければ、撮影をあきらめる。

もちろん、あきらめるのが前提ではない。
なんとかならないものかと試行錯誤するのが楽しいのである。

それらのレンズにタムロンの単焦点90mmを加えると、
8mm(12mm相当)、50mm(75mm相当)、90mm(135mm相当)の3本が
焦点距離固定となる。

そんな遊び方をしている事情もあって、
SONY 70-300mm(105-450mm相当)は、
200mm(300mm)を中心に撮ることが多い。

もう少し近くまで寄せたいのだけれど、ズームに頼らず、
200mmで撮るにはどうしたらよいかと考える。
このレンズは200mmで絞りf/8.0が一番きれいに写るような印象があるのだ。
気のせいかもしれないが。


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ポール・マッカートニー(Paul McCartney)/ Silly love songs
by hikihitomai | 2015-09-29 21:00 | 物見遊山
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