******* 石川ひとみ / セシルの部屋 「来ぬ人を まつ帆の浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ」 権中納言定家(藤原定家)が詠んだ情景に、 過剰なナルシシズムを加味すると「セシルの部屋」になる。 うちには石川ひとみのアルバム(アナログ・レコード)が8枚ある。 第1作の「くるみ割り人形」から第7作の「ジュ・テーム」まで、 およびベストアルバムの計8枚である。 30年以上も前、声が好きでアルバムを買い集めたのだが、 残念なことに、声はともかく、出来の悪い楽曲が多い。 歌詞がゴミ、メロディがクソ、アレンジがヘボ。 この「セシルの部屋」は相対的にマトモな方に分類できるが、 それでも、声の良さに楽曲の出来が追いついていない。
by hikihitomai
| 2016-07-19 21:00
| 物見遊山
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