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シンセサイザー



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浜松市、楽器博物館で撮影。
黎明期のシンセサイザー。
YMO の "MOOG" より新しいものだと思ひますが、
メモを取らなかつたので詳細は不明。


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Yellow Magic Orchestra / Cosmic Surfin'
1979年、グリークシアターでのライヴ。
"MOOG" が映つてゐます。
メンバーたちは「タンス」と呼んでゐたとか。
たしかに楽器といふより家具のやうな大きさですね。

当時、なにかのインタビューで、
YMOの三人が興味深い発言をしてゐます。
シンセサイザー(コンピュータ)は、
表現力を補ふ道具(楽器)なので、
それだからこそ音楽家の感性が問はれる、と。

さういふ人たちだから、
シンセサイザー(コンピュータ)といふ道具を
活用することができたのでせう。
簡単なことに思へるかもしれませんが、
さうでないことは、この映像自体が示してゐます。

趣味の悪い映像(加工)だと思ひませんか?
誰の仕事か知らないけれど、
道具に頼ると、かういふ結果を招くといふ悪い見本です。
演奏の素晴らしさと映像(加工)の陳腐さが好対照ですね。

もつと酷かつたのは、
「夜のヒット・スタジオ」に出演したときの映像。
新しい玩具で子どもが遊んでるやうな加工ぶり。
音楽を楽しむ邪魔にしかならなかつた。
特に "Rydeen" 演奏時の映像(加工)は、
見る者の羞恥心を刺激するやうなシロモノでした。
1980年のことです。











by hikihitomai | 2019-05-27 21:00 | 物見遊山
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