柏市、増尾の里山。 案山子(かかし)が十体くらゐ。 人と同じくらゐの大きさです。 立ち上がつたのでビックリしました。 それはもう驚きましたよ、動いたんですから。 でも、動いたのは案山子ぢやなくてお婆さんでした。 草むしりをしてゐたやうです。 動いて当然ですね。動かない方がまづい。 目が合つたとき、お婆さんから謎の言葉を頂戴しました。 「ご苦労様です」 私はカメラを構へてゐただけです。 何の労をねぎらわれたのか、わかりません。 横断歩道でたまに見かける光景を思ひだしました。 赤信号なのに横断してしまふ老人のことです。 お辞儀をしながら渡るのが特徴です。 そのお辞儀と「ご苦労様です」は、 同じ振る舞ひかもしれませんね。 腰が低いことは、 世間を渡る分には都合がいいでせう。 しかし、横断歩道を渡るときは通用しません。 いや、待てよ。 車はみな止まるから、通用してますね。 ******* アバロン・ジャズ・バンド(Avalon Jazz Band)/ Qu'est ce qu'on attend pour etre heureux
by hikihitomai
| 2019-06-03 21:00
| 物見遊山
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